領収書を作る(1通でも、一覧からまとめても)

宛名と金額を入れるだけで、領収書のPDFを作ります。ExcelやCSVの一覧を貼り付ければ、何通でもまとめて作れます。インボイスの登録番号と税率ごとの消費税額を書け、収入印紙が要るかどうかと金額も判定します。

1. 発行する人(あなた)

印影の画像(なくてもよい)
背景が透明なPNGがおすすめです。電子印鑑の作成で作れます。

    2. 宛名と金額

    1行に1通。宛名と金額を、タブかカンマで区切って入れます(例:山田 太郎,11000)。Excelの表をコピーして貼り付けることもできます。1行目が見出しなら、見出しの名前(宛名・金額・但し書き・日付・番号・税率・敬称)で列を見分けます。

    3. 書き方

    4. 確かめて保存

    使い方

    1. 「1. 発行する人」に、あなたの名前(屋号・会社名)を入れます。住所・電話・登録番号・印影の画像は、あれば入れます。
    2. 「2. 宛名と金額」に、1行に1通ずつ入れます。山田 太郎,11000 のように、宛名と金額をカンマかタブで区切ります。ExcelやCSVの一覧は、ファイルを開くか、表をコピーして貼り付けます。
    3. 「3. 書き方」で、但し書き・日付・敬称・税率などを選びます。一覧に「但し書き」「日付」などの列があれば、そちらが優先です。
    4. 「4. 確かめて保存」で見本と一覧を確かめ、「PDFを保存」を押します。メールで送るなら「1通ずつのPDF(ZIP)」が便利です。

    入力した内容は送信しません。PDFはこのページの中(ブラウザ)で作ります。

    一覧の書き方

    1行目を見出しにすると、見出しの名前で列を見分けます(列の順番は自由です)。見出しがないときは、左から「宛名・金額・但し書き・日付・番号・税率・敬称」の順に読みます。「ひな形(CSV)を保存」で見本のファイルを保存できます。

    列書き方
    宛名相手の名前。空にすると、宛名の欄を空けて作ります(手で書けます)。
    金額1円以上の整数。「11,000」「¥11,000」「11000円」も読めます。「3. 書き方」で税込みか税抜きかを選びます。
    但し書き何の代金か(例:10月分 月謝として)。
    日付2026/10/14、2026-10-14、2026年10月14日、20261014、令和8年10月14日、R8.10.14 など。
    番号領収書の番号。列がないときは、001 から(「最初の番号」から)順に付けます。
    税率10、8(軽減税率)、非課税。空なら「3. 書き方」の税率です。
    敬称様・御中・殿など。「なし」と書くと付けません。

    インボイス(適格請求書)にするには

    インボイス発行事業者が領収書をインボイスにするときは、次のことを書く決まりです。このツールで「税率ごとの消費税額を書く」を選び、登録番号を入れると、すべて書かれます。

    • 発行する人の名前と登録番号(T と13桁の数字)
    • 取引した日(日付)
    • 取引の内容(但し書き。8%の軽減税率のものは、そうと分かるように)
    • 税率ごとに分けた合計の金額と、税率
    • 税率ごとに分けた消費税額
    • 受け取る人の名前(宛名。小売業・飲食店などの「簡易インボイス」なら、なくてもかまいません)

    消費税額の1円未満は、1通の領収書の中で、税率ごとに1回だけ処理します。切り捨て・四捨五入・切り上げのどれでもかまいません。但し書きは「お品代」だけだと取引の内容が分からないので、「10月分 月謝」のように具体的に書くのがおすすめです。

    登録番号は、形(T と13桁)だけを確かめています。番号が正しく登録されているかは、国税庁の公表サイトで確かめられます。免税事業者の方は「消費税額を書かない」を選んでください(インボイスは出せません)。

    収入印紙が要るとき

    紙の領収書(金銭の受取書。印紙税の第17号文書)は、書いた金額によって収入印紙を貼ります。このツールは金額から要るかどうかと金額を判定し、要るものには印紙を貼る欄を付けます。

    書いた金額(売上代金)印紙
    5万円未満いらない
    5万円以上 100万円以下200円
    100万円をこえ 200万円以下400円
    200万円をこえ 300万円以下600円
    300万円をこえ 500万円以下1,000円
    500万円をこえ 1,000万円以下2,000円
    1,000万円をこえ 2,000万円以下4,000円
    2,000万円をこえ 3,000万円以下6,000円
    3,000万円をこえ 5,000万円以下1万円
    5,000万円をこえ 1億円以下2万円
    1億円をこえ 2億円以下4万円
    2億円をこえ 3億円以下6万円
    3億円をこえ 5億円以下10万円
    5億円をこえ 10億円以下15万円
    10億円をこえるもの20万円
    • 消費税額を分けて書いたときは、税抜きの金額で判定します。たとえば「54,000円(うち消費税額等 4,909円)」なら、税抜きは49,091円で5万円未満なので、印紙はいりません。このツールで「税率ごとの消費税額を書く」を選ぶと、この判定になります。免税事業者は、消費税額を書いても税込みの金額で判定します。
    • PDFをメールで送るだけなら、印紙はいりません。印紙税がかかるのは紙の文書で、メールで送ったデータはかかりません。印刷して渡すときに貼り、消印を押してください。PDFで送るときは「収入印紙の欄」を「出さない」にできます。
    • 代金以外のお金(貸したお金の返済、保証金など)の受け取りは、5万円以上なら金額にかかわらず200円です。
    • 営業に関しない受け取り(会社員が自分の持ち物を売ったときなど)は、印紙はいりません。
    • 判定に迷うときは、税務署に確かめてください。この表は令和8年4月1日現在の法令によります。

    1通ずつのPDFのファイル名

    「1通ずつのPDF(ZIP)」は、ファイル名を「日付_宛名_金額_領収書No番号.pdf」(例:20261014_山田太郎_11000_領収書No001.pdf)にします。国税庁が、電子帳簿保存法の電子取引データを検索できるようにする方法の例として挙げている「取引年月日・取引先・金額」の並びです。受け取った人も、送った人も、そのまま保存しやすくなります。

    よくある質問

    印刷すると大きさがずれる

    印刷の画面で「実際のサイズ」(倍率100%)を選んでください。「用紙に合わせる」だと少し縮みます。A4に3通のときは、点線で切ると長3封筒に入る大きさ(21cm×9.9cm)になります。

    手書きの領収書の代わりになる?

    なります。領収書に決まった形はなく、受け取った金額・日付・宛名・何の代金か・発行した人が分かれば、手書きでも印刷でも同じです。インボイスにするときは、上の「インボイスにするには」のことが書かれている必要があります。

    印鑑は要る?

    法律で決まってはいませんが、押すことが多いです。印影の画像(背景が透明なPNG)を選ぶと、発行する人の名前の右に入ります。印影の画像は電子印鑑の作成で作れます。

    入力した内容はどこかに送られる?

    送られません。PDFはこのページの中(ブラウザ)で作ります。「この端末に覚えておく」にチェックを入れたときだけ、発行する人の情報をこのブラウザの中に保存します。

    参考にした資料