使い方
- 持って行くモバイルバッテリーの容量(mAh)と定格電圧(V)を、本体のラベルから入れます。2個以上なら「1つふやす」で足します。
- カメラ・ビデオカメラ・ドローンなどの予備の電池(機器から外したリチウムイオン電池)も、「予備の電池」として入れます。
- Wh と、機内に持ち込めるかが出ます。
入力した数は送信しません。計算は、このページの中(ブラウザ)で行います。
2026年4月24日からの新しいルール
国際民間航空機関(ICAO)の国際基準の緊急改訂(2026年3月27日)を受けて、国土交通省が日本の基準(航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示など)を変えました。2026年4月24日から、次のことが加わりました。
- 機内に持ち込めるモバイルバッテリーは、1人2個まで(160Wh 以下に限る)。
- 機内で、モバイルバッテリーを充電しない(座席の電源などから)。
- 機内で、モバイルバッテリーからスマホなどを充電しない(機器の充電は座席の電源で)。
前からの決まりも続きます。
- 預け入れ荷物(スーツケース)には入れられません。必ず機内に持ち込みます。
- 160Wh を超えるものは持ち込めません。
- 座席の上の収納棚に入れず、座席ポケットなど手元に置きます。ショートしないよう、1つずつケースや袋に入れます。
予備の電池と一緒に持つとき
| モバイルバッテリー(2個まで) | 100Wh超160Wh以下の予備の電池 |
|---|---|
| 100Wh以下を2個 | 2個まで |
| 100Wh以下と、100Wh超160Wh以下を1個ずつ | 1個まで |
| 100Wh超160Wh以下を2個 | 持ち込めない |
100Wh 以下の予備の電池は、個数の制限がありません。100Wh を超え 160Wh 以下の電池は、モバイルバッテリーと予備の電池を合わせて2個まで、という決まりです。
Wh の計算のしかた
- ワット時定格量(Wh)= 定格容量(mAh)× 定格電圧(V)÷ 1,000。例:27,000mAh・3.7V なら 99.9Wh。
- 定格電圧は、中の電池の電圧(3.6V・3.7V・3.85V など)です。USB の出力の 5V で計算すると、大きく出てしまいます。
- ラベルに Wh が書いてあれば、その数がいちばん確かです。
ポータブル電源で使える時間
- 使える時間 = 容量(Wh)× 0.8 ÷ 家電の消費電力(W)を目安にします。0.8 は、電池の電気を家庭用の電気(AC)に変えるときなどのロスの分で、メーカーの説明でも使われている数です。
- 同時に使う家電の消費電力の合計が、ポータブル電源の「定格出力」を超えると使えません。冷蔵庫・電子レンジなど、動き始めに大きな電力が要る家電は、「瞬間最大出力」も確かめてください。
- 冷蔵庫は、ずっと最大の電力を使うわけではないので、年間消費電力量(kWh/年)÷ 8,760時間 で1時間あたりの平均にしています。夏や、扉をよく開けるときは、もっと多くなります。
- ポータブル電源は、ほとんどが 160Wh を超えるので、飛行機には持ち込めません。
よくある質問
容量の表示がないモバイルバッテリーは?
Wh がわからないと、持ち込めるか判断できません。ラベルがはがれたものや、表示のない安いものは、持って行かないほうが安心です。
スマホやノートパソコンの中の電池も数える?
機器に入ったままの電池は、モバイルバッテリーや予備の電池とは別の扱いです(このページでは数えません)。ノートパソコンの予備のバッテリーは「予備の電池」として入れてください。
外国の航空会社では?
国際基準(ICAO)の改訂なので、ほかの国でも同じような決まりになっていますが、航空会社ごとに、もっと厳しい決まりがあることがあります。乗る航空会社の案内を確かめてください。
出典
国土交通省 航空局「モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルールについて」(2026年4月14日)と別紙1「【旅客の皆様へ】モバイルバッテリーの持込みについて」をもとに、手元ツールが判定の式に加工して作成しています(公共データ利用規約 第1.0版)。ポータブル電源の使用時間の目安の式:EcoFlow のブログ。