暖房費を比べる(エアコン・灯油・ガス・電気ストーブ・こたつ)

エアコン・石油ファンヒーター・ガスファンヒーター・電気ストーブ・こたつなどの1時間・1か月の暖房費を並べて比べます。住んでいる都市を選ぶと、電気・灯油・都市ガス・LPガスの地域の平均の値段(総務省)が入ります。同じ暖かさあたりの値段も出ます。

燃料の値段

円/kWh
円/18L
円/m³
MJ/m³
円/m³

値段は自分の数字に書きかえられます。検針票の「請求金額 ÷ 使用量」で、基本料金も含めた1あたりの値段になります。都市ガスの熱量は検針票に書いてあります(13A なら多くは 45MJ)。

比べる暖房

暖房燃料消費電力燃料の消費暖房の熱1日に使う時間外す

数字は、よくある機種のカタログの例です。自分の暖房の取扱説明書・本体のラベルの数字に書きかえてください。灯油は「燃料消費量(L/h)」、ガスは「ガス消費量(kW)」です。「暖房の熱」は暖房能力・暖房出力(kW)で、同じ暖かさあたりの値段に使います。

暖房費

使い方

  1. 住んでいる都市を選ぶと、電気・灯油・都市ガス・LPガスの地域の平均の値段が入ります。検針票の数字に書きかえると、自分の家の値段で計算できます。
  2. 比べる暖房に、取扱説明書や本体のラベルの数字(消費電力・燃料消費量・ガス消費量・暖房能力)を入れます。はじめは、よくある機種の例が入っています。「足す暖房」から、ほかの暖房も足せます。
  3. 1時間・1か月(30日)の値段と、同じ暖かさ(熱1kWh)あたりの値段が出ます。

入力した数は送信しません。計算は、このページの中(ブラウザ)で行います。入れた数は、このブラウザにだけ残ります。

全国の目安の値段で比べると

電気 31円/kWh、灯油 2,573円/18L、都市ガス 219円/m³(45MJ)、LPガス 969.1円/m³ のときの例です。

暖房(例)1時間同じ暖かさ(熱1kWhあたり)
エアコン(6畳用・暖房2.2kW・455W)14.1円6.4円
エアコン(同じ機種・外が2℃の日 2.8kW・1,050W)32.6円11.6円
石油ファンヒーター(大火力 3.2kW)47.5円14.8円
石油ファンヒーター(小火力 0.74kW)11.9円16.1円
ガスファンヒーター(都市ガス 4.07kW)71.9円17.7円
ガスファンヒーター(LPガス 4.07kW)150.9円37.1円
セラミックファンヒーター(強 1,200W)37.2円31.0円
電気ストーブ(2灯 800W)24.8円31.0円
こたつ(強・平均170W)5.3円—
電気毛布(50W)1.6円—
  • 同じ暖かさなら、エアコンがいちばん安い:エアコンは外の空気の熱をくみ上げるので、使った電気の何倍もの熱を出せます(この例の定格で約4.8倍)。ただし外が寒いほど倍率が下がり、外が2℃の日は約2.7倍です。
  • 灯油と都市ガスはその次:燃やした熱がそのまま部屋に出ます(換気の分は除く)。部屋がすぐ暖まり、外が寒くても力が落ちません。
  • 電気ストーブ・セラミックヒーター・オイルヒーターは高め:使った電気がそのまま熱になる(1倍)ので、熱1kWhあたりは電気の値段と同じです。足もとだけ・短い時間だけ温めるのに向いています。
  • こたつ・電気毛布は1時間の値段がとても安い:部屋全体ではなく体を直接温めるからです。エアコンの温度を下げて、こたつと一緒に使う方法もあります。

「1時間」と「同じ暖かさ」のちがい

石油ファンヒーター(3.2kW)とエアコン(2.2kW)、セラミックヒーター(1.2kW)は、出せる暖かさがちがいます。1時間の値段だけを比べると、暖かさの小さい暖房が安く見えます。「同じ暖かさ(熱1kWhあたり)」は、1時間の値段を暖房の熱(kW)で割ったもので、同じだけ部屋を暖めるときの値段です。

カタログの最大の数字で1時間使い続けた値段なので、部屋が暖まって弱めたり、入り切りしたりすると、実際はもっと安くなります。1か月の値段は、1日に使う時間 × 30日で出しています。

燃料の値段と熱の量

  • 都市を選ぶと、総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)」の2026年8月の、その都市の平均の料金(電気代は1か月402kWh、都市ガス代は1,465.12MJ、プロパンガスは10m³、灯油は18L)を、1kWh・1m³・18Lあたりにします。基本料金を含めた平均なので、検針票の「従量料金の単価」より少し高めです。
  • 選ばないときは、電気は家電の電気代の表示に使う目安単価(31円/kWh)、灯油は資源エネルギー庁「石油製品価格調査」の2026年10月19日の全国平均(店頭 2,573円/18L)、ガスは81都市の真ん中の値です。
  • 熱の量は、資源エネルギー庁「エネルギー源別標準発熱量」(2023年度改訂)の、灯油 36.60MJ/L、LPガス 94.45MJ/m³ です。都市ガスは会社でちがうので、検針票の熱量(13A は多くが 45MJ/m³)を入れます。1kWh = 3.6MJ です。
  • LPガスは会社によって値段が大きくちがいます。高いと感じたらプロパンガス料金チェックで、地域の平均と比べられます。

使うときの注意

  • 石油・ガスのファンヒーター(開放式)は、部屋の中で燃やすので、1時間に1〜2回、窓を開けて換気します。換気で逃げる熱の分、実際の暖房費は少し上がります。
  • セラミックヒーター(1,200W)と電子レンジなどを同じ回路で使うと、ブレーカーが落ちることがあります。ブレーカー容量計算で確かめられます。
  • 古いエアコンは同じ暖かさでも電気を多く使います。買い替えの損得はエアコン買い替えの損得で計算できます。

出典

総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)主要品目の都市別小売価格」2026年8月(e-Stat、出典を書いて利用)。資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(令和8年10月21日公表)、「エネルギー源別標準発熱量・炭素排出係数(2023年度改訂)」。公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金の目安単価。暖房の例は各社のカタログ・仕様表(アイリスオーヤマ IRA-2206R、ダイニチ FW-32S3、リンナイ RC-Y4002PE、山善 GKL-F802)。このページの計算は、これらをもとに手元ツールが作った目安です。