延長コード・テーブルタップのワット数をチェックする

延長コード・テーブルタップに挿して同時に使う家電を選ぶと、消費電力の合計が「接続できる最大消費電力」(ふつうは1,500W・15A)を超えないかを計算します。あと何W使えるか、超えたときにどれを外せば収まるか、壁のコンセントの合計もわかります。

1. 延長コード・テーブルタップ

本体やパッケージに「合計1500Wまで」「15A 125V」などと書いてあります。

W

壁のコンセントは2口を合わせて1,500Wまでです。なければ空欄。

2. 挿して同時に使う家電

上で家電を選んで「足す」を押します。ワット数は本体の表示に直せます。

家電消費電力同時に外す

結果

使い方

  1. 延長コード・テーブルタップの「接続できる最大消費電力」を選びます。ふつうは1,500W(15A)です。本体やパッケージの表示がちがうときは「本体の表示を入れる」、コードリールを巻いたまま使うときは「コードリールを巻いたまま使う」を選んで、表示の数を入れます。
  2. そのタップに挿して同時に使う家電を選んで「足す」を押します。ワット数は目安なので、本体の「消費電力」の表示に直すと正確になります。使わないときは「同時に」の印を外します。
  3. 合計と、あと何W使えるか、上限を超えたときにどれを外せば収まるかが出ます。

入力した数は送信しません。計算は、このページの中(ブラウザ)で行います。入れた家電は、このブラウザにだけ残ります。

「1,500Wまで」は合計の数

合計1,500Wまで(15A) 電子レンジ 1,500W ドライヤー 1,200W 合計 2,700W 1,200W 超える
差し込み口がいくつあっても、使えるのは合計で上限まで。100Vなら、15Aは1,500Wです。

延長コード・テーブルタップ・コードリールには、接続できる最大消費電力(定格)が決まっていて、本体かパッケージに書いてあります。挿した家電の消費電力の合計がこれを超えると、差し込みプラグやコードが異常に熱くなり、焼損・発火するおそれがあります。NITE(製品評価技術基盤機構)には、1,500Wまでのテーブルタップにモニターを何台も(合計2,160W)挿して出火した事故や、電気ストーブ(1,000W)と電気カーペット(700W)を一緒に挿して焼損した事故が報告されています。

家電の消費電力の目安

身近な電気製品の消費電力の目安(NITE 作成)
家電消費電力家電消費電力
アイロン1,200〜1,400Wオイルヒーター500〜1,500W
ヘアドライヤー600〜1,200W電気ストーブ200〜800W
掃除機1,000〜1,100W電気温風暖房機600〜1,200W
電子レンジ(30Lクラス)1,500W電気カーペット250〜750W
ホットプレート1,300W電気こたつ500W
オーブントースター1,300W電気あんか30W
食器洗乾燥機1,200〜1,300Wエアコン(100V)440〜1,040W
炊飯器350〜1,200W除湿機300〜600W
冷蔵庫150〜500W加湿器200〜300W
電気ケトル1,200〜1,400W空気清浄機100W
電気ポット(沸騰時)700〜1,000W液晶テレビ(50インチ)120〜160W

このツールでは、幅があるものは大きいほうの数で数えます。電子レンジは「出力600W」などの数とは別に「消費電力」が書いてあるので、そちらを見てください。パソコン・スマートフォンの充電器などは、ACアダプターの表示で入れます。アンペアで書いてあるときは、100Vなら A × 100 = W です(ワット・アンペアの換算)。

安全に使うために(NITE の注意)

  • 合計を上限より少なく:つなぐ家電の消費電力を確かめ、合計が接続できる最大消費電力を超えないようにします。
  • たこ足配線をしない:テーブルタップどうしをつなぐと、それぞれは上限以下でも、壁側のタップに全部の合計がかかります(1,000W + 1,000W = 2,000W で1,500Wを超える)。
  • コードを束ねない:束ねたまま大きな電流を流すと、熱がこもって発火することがあります。
  • コードリールは引き出して:巻いたままと全部引き出したときで上限がちがう製品、全部引き出して使う製品があります。本体の表示を見てください。
  • 消費電力の大きい家電に注意:テーブルタップなどの使用を禁止している製品があります。エアコンは動き始めに大きな電流が流れるので、上限の範囲内でもテーブルタップを使うと異常に熱くなるおそれがあります。
  • 予兆を見逃さない:異臭がする、差込口が変色している、つないだ家電が点いたり消えたりする、プラグががたつく、ときは使うのをやめます。古いものは取り換えを考えます。

壁のコンセントとブレーカー

壁のコンセントも、2口を合わせて1,500Wまでです。延長コードに家電をまとめなくても、同じ壁のコンセントの両方の口で大きな家電を使うと超えることがあります。また、部屋のコンセントは分電盤の安全ブレーカー(1回路20A=2,000Wが多い)にまとまっているので、別のコンセントでも同じ回路なら合計で2,000Wを超えると落ちます。家全体と回路ごとはブレーカー容量計算で確かめられます。

よくある質問

電子レンジとトースターを同じタップで使えますか?

電子レンジ(1,500W)とオーブントースター(1,300W)を同時に使うと2,800Wで、1,500Wのタップを超えます。同時に使わなければ大丈夫ですが、どちらかを壁の別のコンセント(できれば別の回路)に挿すのが安心です。

パソコンまわりは何台まで挿せますか?

パソコン・モニター・ルーターなどは1台が数十〜数百Wなので、ふつうは1,500Wに届きません。ただ、モニターを何台もつないで超えた事故もあります。ACアダプターや本体の「消費電力」を足して確かめてください。セラミックヒーターなどの暖房を同じタップに挿すと、すぐに超えます。

「15A 125V」と書いてあります。何Wまでですか?

日本の家庭のコンセントは100Vなので、15A × 100V = 1,500Wまでです。125Vは、その製品が使える電圧の上限です。

上限の8割以上で「余裕は少なめ」と出るのはなぜですか?

上限までは使えますが、家電の表示より実際の電流が少し大きいこともあり、家電を足すとすぐに超えるので、目安として知らせています。8割の数は、このツールの目安です(NITE の基準ではありません)。

出典